日本こけし工芸会には、創作こけしの製造販売を本業としているプロ作家と、本業以外に創作こけしに魅せられ、制作指導を受けてこけし作りをはじめたアマチュア作家が所属しています。
 みなさんの中で創作こけしの制作に興味を持たれ、公募展に応募してみたいと思われた方に文部大臣賞(現・文部科学大臣賞)受賞経験のある作家がアドバイスいたします。

第4回
矢作一子(東京都八王子市在住)

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平成11年度全国近代こけし展 文部大臣奨励賞受賞作
題名:花うらない(はなうらない)素材:ミズキ 25センチ
制作意図:花の妖精をイメージして

Q1.いつ頃、どこで創作こけしと出合いましたか?

 A1.平成4年の秋に八王子のデパートにて、田中先生の
    こけし展にて。

Q2.創作こけしのどのよなところに魅力を感じましたか?

 A2.木をけずって、柄を考えて、色をつけて、仕上げをして
    最初から最後まで自分でできること

Q3.どのようにして制作指導を受けましたか?

 A3.八王子にて、田中先生のこけし教室にて

Q4.実際作ってみて難しいところ、楽しいところを
   教えて下さい

 A4.頭で想像して作品に取りかかるのに実際には、違ってくるところ
    仕上がったときの達成感、愛着感、制作過程にだんだん仕上がっていく
    楽しさ

Q5.創作こけしに取り組んでの感想、
   生活の変化などありますか?

 A5.こけしに出会えたことによって、一涯の付き合いたい。生活の
    一部になりました。
    たくさんの人たちとの出逢いがあり、刺激を受けた事によって
    充実した生活になりました。    

Q6.これから作ってみたい方へのアドバイスなど
   ありますか?

 A6.基本をきちっと覚える事
    こけし展等にて、色々な先生方の作品を見ること