Q1.いつ頃、どこで創作こけしと出合いましたか?
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A1.1963年伊豆に旅行した折、土産物店で
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Q2.創作こけしのどのよなところに魅力を感じましたか?
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A2.何がと言われると困るのですが、初めて創作こけし
を見たとき、身体がふるえるような感動を覚え、
人形の暖かさ、作る人の心の優しさが伝わって、
最初は、こけしを買い求め、自分の手元に沢山の
こけしを置くようになり、自分で作ってみたいと思う
ようになった
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Q3.どのようにして制作指導を受けましたか?
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A3.1ヶ月3回こけし教室に通い、先生の作品を見本
として、カリキュラム通りに制作、そのつど先生から
アドバイスを受けた
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Q4.実際作ってみて難しいところ、楽しいところを
教えて下さい
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A4.自分の手の中から愛らしく、自分だけのこけしが
出来て、只々楽しかった。難しいとか、苦しいとかは
ずっと先の事だった
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Q5.創作こけしに取り組んでの感想、
生活の変化などありますか?
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A5.こけしを作るようになって、いろいろの意味で
アンテナを張りめぐらすようになった。子どもの
表情、動き、着ている物の色とその配色、寸法の
バランス、等々・・・。例えばTVを見るときでも
必ずメモ用紙とペンを用意するようになった
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Q6.これから作ってみたい方へのアドバイスなど
ありますか?
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A6.きれいな着るものとか、模様とか、その様なもの
ではなく、私自身の行き方としては、こけしを
作る時の気持ちとして、作るには手を借りるが、
心で作るものだと思っている。優しい気持ち、
こけしに話しかけながら。
作っているのではなく、作らせてもらっている。
こけしを作る事が、楽しく生きていけることだと
思っている。
佳い物を作ろうとか、人に認められるような
作品を作ろうとか、その様なものではなく、自分の
心の為にやさしく愛らしく平な気持ちで作っていれば
自然に心の伝わる作品が出来てくると思います。
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