日本こけし工芸会には、創作こけしの製造販売を本業としているプロ作家と、本業以外に創作こけしに魅せられ、制作指導を受けてこけし作りをはじめたアマチュア作家が所属しています。
みなさんの中で創作こけしの制作に興味を持たれ、公募展に応募してみたいと思われた方に文部大臣賞(現・文部科学大臣賞)受賞経験のある作家がアドバイスいたします。
第1回
倉澤敏恵
(長野県飯田市在住)
題名:花筏(はないかだ)
制作意図:日本の古典柄の優美と味い深さを表現したいと考えました。
Q1.いつ頃、どこで創作こけしと出合いましたか?
A1.20年程前。箱根の旅で
Q2.創作こけしのどのよなところに魅力を感じましたか?
A2.1点制作でコピーのないところ
Q3.どのようにして制作指導を受けましたか?
A3.すべて自己開発です
(日本画の勉強を活かしたくて描彩に力を
入れました)
Q4.実際作ってみて難しいところ、楽しいところを
教えて下さい
A4.創造の喜びに徹しています
Q5.創作こけしに取り組んでの感想、
生活の変化などありますか?
A5.一生を支える仕事になりました。多くの友人が
こけしの為に得られました。
Q6.これから作ってみたい方へのアドバイスなど
ありますか?
A6.日本の風土から生れた人形です。
この国には題材が溢れています。
まず、国土を愛する心が大切と思います。